2005-01-01から1年間の記事一覧
今年の初め、鹿島神宮でおみくじを引いたら「凶」だった。さすがにそのときは、ぎょっとした。まさか、おみくじに「凶」が含まれていると思わなかった。だいたいこういうものは縁起物なので、「吉」か「小吉」でお茶を濁していると思っていたのだ。 お遊びに…
午後4時過ぎ、堤防まで行って夕景を撮ってきた。寒い。いつもなら散歩する人やジョギングする人がいるのだが、きょうは誰もいない。それにしても日が沈むのは早い。周囲を眺めているうちに、どんどん沈んでいく。加速がついているみたいだ。慌てて写真を撮っ…
もう庭の果実はなくなった。柿も無花果も柚子もない。欅の葉も落ちて、周囲の景色が白っぽい。冬枯れの木立か・・・なんて、簡素な思いに浸っていたら花壇の中ほどに金柑が生っている。子供の頃に何度か食べたことがあるが、これがすごく酸っぱい。今さら食…
「ハリーズ・バーのクリスマス」郷津雅夫(PARCO出版局)は、15枚の写真と短い文章で構成されている。写真はHARRY’S BARにたむろする男たちのポートレートである。しかし店の中が暗いために男たちの顔がはっきり見えない。かれらの姿はまるで飾り窓にかけら…
朝6時半に起きて部屋の寒暖計を見ると4℃である。夜、8時に帰宅すると6℃。12月って、こんなに寒かった? 今年の冬はやけに寒いような気がする。 話は変わるが、昨夜、帰宅して台所に行ったら草団子があった。とりあえずグラス一杯のビールを飲みながら草団…
地元のコミュニティセンターで、学習講座の準備をしていたときのことだ。会場でテーブルや椅子を並べていたとき、年配のおじさんに「これ、わぁーか、あっちゃ、おっぺせよ」と言われた。 私はすぐに理解して指示通りに行動したのだが、さて、一般の人にわか…
先週に引き続き、宮沢章夫の文章を紹介する。「茫然とする技術」をぱらぱらめくっていたら、「小走りの人」というタイトルが目に付いた。面白かったので抜粋してみたい。 人は、どういった理由から、「走る」ことになったのだろう。狩猟民族はわかるのだ。獲…
いつも昼の新橋の写真ばかり載せているので、きょうは夜の新橋の写真を載せることにした。といっても仕事を終えての帰り道、駅に向かう途中のスナップである。 居酒屋、スナック、焼き鳥屋など、いろいろ並んでいる。客層はサラリーマン風のおじさんたちが圧…
近所の川(外浪逆浦)に白鳥(オオハクチョウ?)がいる。野生なのだが、すっかり人馴れしているらしく、私がカメラを向けても逃げようとしない。それどころか近づいてくる。岸近くにいた白鳥に焦点を合わせていたら、もう一羽が近づいてきたので仲良くツー…
たしか藤山直美が主演した「顔」という映画のラストで、小さな島の村祭りのシーンがあったはずだ。そのとき島の子供たちがキツネに変装して奇妙な踊りをおどっていた。その踊りが面白かったので、ネットで探してみた。 どうやら大分県姫島の盆踊りらしい。鎌…
さすがに師走である。今月に入ってからなにかと忙しい。閑居を理想とし、無為の時間こそが至福の時だと心得ているのだが、意に染まぬ日々となっている。まあ、これも人間稼業である。しょうがない。 ブログはこれまでどおり続けるつもりだが、写真の更新だけ…
数年前に「牛への道」を読んで以来、宮沢章夫のファンである。その後「青空の方法」や「茫然とする技術」なども読んでみたが、やはり、「牛への道」がいちばん面白い。 現在読んでいるのは「よくわからないねじ」という本だが、その中に「だめに向かって」と…
Wendy'sのホットコーヒーがうまい。いや、おいしいと感じてしまう。もちろん、他の安価なコーヒーと比べて、190円にしてはおいしいということだ。 コーヒー豆とか、製法の違いとか、いろいろあるのだろう。その辺のことはどうなっているのかとWendy'sのホー…
あれから2週間経ったが、まだネズミは捕まらない。ホイホイを仕掛けてから急にその気配が消えたようだ。あれほど天井裏を駆け回っていたのに、まったく音がしなくなり、台所でも板を齧る音がしない。食物にも手を出さない。いったいどうしたのだろう? ただ…
きょう一日、何もすることがない。(なので、タイトルをびしっと「閑寂」の一語で締めてみようと思った。でも、なんだか仏門みたいだ。それでビックリマークを入れて還俗!) 暇だと、条件反射のように海に向かってしまう。我が町には他に行くところがない。…
週末なのにいろいろ忙しい。ゆっくりブログを書いてる暇がない。なので、お気に入りの菅山かおるの写真を掲げて失礼しよう。 この写真はJTマーヴェラスのサイトから拾ってきた。ちょうどそこに彼女のプロフィールが載っていたので目を通したら、好きな芸能人…
あいかわらず新橋に通勤している。朝7時に家を出て、7時半のバスに乗り、9時頃には東京駅に着く。交通渋滞に巻き込まれると、まったく時間が読めなくなる。10時を過ぎても着かないことがある。 ある程度の渋滞を想定して30分くらい早めのバスに乗っている…
何のCMだったか忘れたが、この写真と同じ角度から撮ったコマーシャルがあったはずだ。防波堤の左側は海、右側はコンビナートの敷地、そして真ん中に真っすぐな道。テレビの画面で見ると、なかなかいい感じだ。でも現地に来てみると、大したことはない。がら…
「たった一人の家の中に、自分の他に、元気に飛んだり這ったりしている生きものがいるのは、いいものである」 奥本大三郎「虫の宇宙誌」の中の一節である。著者が一人暮らしをしているときに、たまたま家の中に蛾が入り込んでくる。テレビの前を横切ったり、…
ネズミはまだ捕まらない。天井裏にもやってこなくなった。どうしたのかと様子をうかがっていたら、今度は台所の戸棚の中でガサガサ音がする。どうやら奴は一階まで下りてきたらしい。いよいよ台所への侵入を試みようとしているのだ。しかし、きょうホームセ…
一週間前から天井裏にネズミが出没するようになった。二階の天井なので、いったいどこから侵入したのかわからない。入口がわかれば、そこを塞いでしまえばよいのだが、わからないのでどうしようもない。エアコンのホースだろうか? どうしたものかと考えてい…
炭火珈琲・猫丸は都内にある。私鉄沿線の小さな駅の近くにあり、商店街に面している。立地条件は良いはずなのに、平日の客は少ない。その理由はいろいろあるだろう。たとえば土地柄である。そこはビジネス街でも学生街でもない。平日は商店街そのものが閑散と…
庭の隅に柚子が生っている。小さな木なのに驚くほどたくさんの実をつけている。おそらく柿よりも多いだろう。柿は茜色だが、柚子は蛍光塗料で塗ったみたいに黄色い。そして柿に負けないくらい大きい。 じつは、それが柚子だと知らなかった。ずっと蜜柑だと思…
正午近くなると電話が鳴る。受話器を取ると、相手は名乗りもしないで一方的に喋りはじめる。 「あのね。ノリ弁当ふたつとね、シャケ弁当ひとつ。あと、それから・・・」 弁当屋と間違えているのだ。私の電話番号が市内の弁当屋の番号と似ているらしい。三年…
先月、ハロルド・ピンターがノーベル文学賞を受賞したと聞いて、ある舞台を思い出した。また過去の思い出話になって恐縮だが、15年ほど前に「料理昇降機」を見に行ったことがある。 有名な俳優が演じるような舞台ではない。ある俳優養成所の卒業記念の舞台だ…
unabara氏がGoogle Bloggerで新しいブログを開始した。今度は大きな写真を掲載できるようだ。クリックすると写真が画面いっぱいに拡大するし、一日に複数枚の写真を掲載できる。しかも無料だ。ちょっとうらやましい。 ブログ名は「sakimono」。アドレスは、h…
先月たまたま風車の写真を掲載したら、その写真に対してリアクションがあった。しかも途切れることなく訪問者が来ている。リンク先を辿ってみると、風力発電の専門サイトに行き着いた。 さらっと読んだだけだが、風車についてかなり充実した内容を持つブログ…
ようやく読み終えた。予想したとおり、二ヶ月近くかかってしまった。でも、行き詰っていたわけではない。通勤バスの中や喫茶店でちょっとずつ読んでいたのだ。急がず、無理せず、じっくりフロスト警部と付き合うことができて楽しかった。 内容については紹介…
鹿嶋市に「C」というレストランがある。私は二十歳のときからこのレストランに通って、もう二十五年になる。月に一度、「豚肉の照焼き定食」を食べに行く。値段は900円。ランチとしてはちょっと高いかもしれないが、でも、その味からすれば決して高くない。…
きょう一日、何もすることがない。暇だったので近所の海に行ってきた。この前はたしか、夏の終わり(9月1日)だった。あのときも海の写真を撮った。きょうは秋の海の写真を撮ろうとカメラのアングルをあれこれ試してみたのだが、遠景の海を見ているうちに、…