2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「泥の河」

久しぶりに観たけど、やっぱりいい映画だな。最初に観たのはもう20年も前のことだ。テアトル吉祥寺で「家族ゲーム」と二本立てで観た。当時、森田芳光と小栗康平が日本映画界の期待の新人と紹介されていたのを覚えている。 今回は、メインの三人の子供たちで…

「楢山節考」深沢七郎

それにしても文学的装飾のない文章だな。一見、だれにでも書けそうな文章だ。たいていの人は姥捨の特異な世界を書こうとした場合、こんな無造作な文章を選択しないと思う。 本当に書くべき内容を持った作家は文章を飾ることをしないのだろうか。いや、そうで…

喫煙室

モスバーガーの喫煙ルームを撮ってみた。天井が高いせいか、スペースが狭いのにさほど窮屈な感じはしない。

「楢山節考」木下恵介

楢山節考 [DVD]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日: 2006/06/24メディア: DVD クリック: 46回この商品を含むブログ (9件) を見る原作を上からなぞっただけの作り方でないところがよかった。原作の「楢山節考」は姥捨の特異な世界だが、それを歌舞伎の…

ジャイアントステップ号

この写真はゴールデンウィークに日川浜で撮ったもの。 撤去作業中の座礁船の横でサーファーが波に乗っているところを狙ったのだが、うまくいかなかった。波の状態がよくないのか、サーフィンを諦めてしまったようだ。でも、せっかく撮った一枚なので掲載して…

「あたいの夏休み」中島みゆき

Singlesアーティスト: 中島みゆき出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 1994/04/21メディア: CD購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (33件) を見る図書館から「Singles」を借りてきて聴いている。ほとんど耳に馴染んだ曲ばかりだ。でも、「あ…

       水中ブルドーザー 2

日川浜の砂浜で待機中の水中ブルドーザー。 この前は横から撮った写真を紹介したけど、今回は正面から撮った写真。軍事用の装甲車みたいだ。

"No, David!" No, David! (Caldecott Honor Book)作者: David Shannon出版社/メーカー: Blue Sky Pr発売日: 1998/09/01メディア: ハードカバー購入: 4人 クリック: 11回この商品を含むブログ (20件) を見る元気のいい絵本だ。これぞまさしく男の子といった感…

 「<かなしみ>と日本人」竹内整一

[rakuten:book:12027076:detail] NHKラジオ第2放送の番組「こころを読む」。1月から3月まで林望の「古典文学に読む、日本のこころ」を聴いて、なかなかよかった。これに味をしめて今回は竹内整一の「<かなしみ>と日本人」を聴いてみることにした。宗教・哲…

       水中ブルドーザー

日川浜の浜辺で待機中の水中ブルドーザー。機能を追及した結果、こういう形態になったのだろうが、見ようによってはちょっと面白い。宮崎駿のアニメに出てくる未来の怪獣みたいだ。

「みすゞ」

[rakuten:dvdirectz:10201107:detail] 金子みすゞのことは童謡詩人ということしか知らなかった。監督が、「地雷を踏んだらサヨウナラ」の五十嵐匠だったので借りてきた。 正直、途中で退屈した。何の波乱もなく淡々と映像が流れていく。たしかに美しい映像な…

「兵隊やくざ/俺にまかせろ」

兵隊やくざ DVD-BOX 上巻出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2005/06/24メディア: DVD クリック: 9回この商品を含むブログ (29件) を見る昔、この「兵隊やくざ」シリーズはプロ野球のデーゲームが雨で中止になると、よく振替番組として放映され…

ご近所旅行はヒット曲集と共に

今回のドライブ中に聴きつづけた曲は以下のとおり。 スピッツ 「RECYCLE Greatest Hits of SPITZ」 吉田拓郎 「THE BEST PENNY LANE」 EAGLES 「The Very Best of the Eagles」 現在、この3枚がお気に入り。ヒット曲の寄せ集めなので、本当のファンからすれ…

外川再訪 4

斜面に家々が立ち並び、細い道が何本も海に向かってのびている。その先に水平線が見える。そんな構図を狙って何枚も写真を撮った。でも、なかなか上手くいかない。道の両側の屋根瓦にもっとボリュームがほしい。車や電線を排除したい。海の色が薄いので、も…

外川再訪 3

とりあえず写真をアップする。お決まりの電車の写真なんだけど定番なので外せない。 この電車(銚子電鉄)には乗ったことがない。そもそも最近は電車そのものに乗ってない。出かけるときはいつも車だし、東京に行くときだってハイウェイバスだ。 ローカル線…

「正宗白鳥の漱石評」山本夏彦

最後の波の音 (文春文庫)作者: 山本夏彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る 「門」はすぐれた作だと白鳥はほめている。「虞美人草」のような退屈な小説ではない。はじめか…

外川再訪 2

外川駅の待合室は六畳間くらいの広さで、壁際と中央にベンチが置いてある。天井には裸電球がぶら下がっている。といっても、ちょっとオシャレな電球だ。レトロ調をくずさないための工夫だろう。待合室には7、8人いた。3月に来たときは2人くらいしかいなかっ…