外川再訪 2

外川再訪 (2)

外川駅の待合室は六畳間くらいの広さで、壁際と中央にベンチが置いてある。天井には裸電球がぶら下がっている。といっても、ちょっとオシャレな電球だ。レトロ調をくずさないための工夫だろう。待合室には7、8人いた。3月に来たときは2人くらいしかいなかったのに、やはりゴールデンウィークだからだろう。
バス停のあるメインストリートに行くと、「外川ミニ郷土資料館」が開設されていた。外川を訪れる観光客に対して漁業や郷土史のガイド、道案内などをしているようだ。観光地として盛り上げていこうとしているのだろうが、商店街(?)を眺めるとじつに閑散としている。バスが到着するためびに観光客が数人降りてくるのだが、商店街がその客を取り込もうとしていない。我関せずといった様子だった。
もっとも、その活気のなさが私にとっては好ましいのだが・・・。閑散としているけど、寒々しくはない。