2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

イリン「人間の歴史」

イリンの「人間の歴史」(先史・古代篇)を読んだ。平明な文章ですごく読みやすい。自由に伸び伸びと古代の場景を描写している。歴史家というよりも小説家の文章のようだ。著者の意見が出すぎているようだが、読み物として面白く読める。中学・高校生が歴史…

もうすぐ春

今週は市役所で確定申告をしてきた。待っている時間が30分くらいで、自分の番が回ってきたら5分くらいで済んでしまった。市役所の駐車場に停めておいた車に乗り込むとやけに暑い。日差しが強いのだ。急に春になったみたいだ。久しぶりに窓を開けて車を走らせ…

私、墓堀人になる

今週は町内で葬式があり、我が家が墓堀当番になった。当番は四人一組で死者を埋めることになる。 朝、7時に墓地に向かう。雨合羽と長靴と軍手、そして手ぬぐいを首に巻いて寒さを防ぎながら細道を歩いていく。誰も口をきかない。下を向いたまま黙々と歩いて…

鼻水がでるでる

ちょっと風邪ぎみ。でも、高をくくって風呂に入ったら、その後で鼻水が止まらない。水のように滴り落ちてくる。これはまずい。葛根湯を飲んですぐに寝よう。と言いながら、こうしてブログを更新している。しかも午前4時過ぎだ。

上林暁「武蔵野」

この本の裏表紙に「1996年1月9日 江古田 風光書房 1800円」と記入してある。風光書房は欧米の文学・思想書がメインで、絶版文庫なんかも揃っていた。江古田駅から遠かったので、そう気軽に立ち寄れる店ではなかった。現在は江古田から神田駿河台に移転したら…

古書店グラフィティを2冊

先週、出久根達郎のエッセイを読んだせいで、今週も古本関連の本に手を出した。池谷伊佐夫の「神保町の蟲」と「三都古書店グラフィティ」。相変わらず、この人の店内見取図は細かい部分までよく目が行き届いている。四方の棚にどんな本が並んでいるのか端か…