2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

犬吠崎、そして外川へ

久しぶりに犬吠崎に行った。片道40キロで1時間かかった。小学校の遠足以来だから、もうかれこれ40年弱だ。四半世紀を超えている。特別の感慨はない。灯台の階段は100段で、これを一気に登った。展望台から海を見下ろすと、あいにくの曇天で水平線がぼやけて…

日川浜

ジャイアントステップ号の残骸が波打ち際のぎりぎりまで近づいてきた。でも、もうこれが限界だろう。これ以上、波の力で寄せて来ることはあるまい。この後、どのように処理するのだろうか? 残骸の正面に釣り人がひとり。私が浜辺で写真を撮っていると、同じ…

「鵜戸参り」再び

昨年の夏、「鵜戸参り」について書いた。(http://d.hatena.ne.jp/fuyunokakashi/20060820)それについてコメントをいただいたので、追加情報を載せておく。 まず、元ジャンクの小川ロン氏は現在もソロで音楽活動を継続している。最新CD「巡礼」も好評発売中…

デリンジャー

(注:ネタバレ) ギャング映画の中でも「デリンジャー」はお気に入り。なにしろテンポがいい。見せ場が多くて、退屈している暇がない。派手な撃ち合い、逃げるギャング一味、追い詰めるFBI捜査官、挿入されるニュース記事。殺伐としたシーンと寂しい荒野の…

海岸日和

海岸へ行って来た。陽射しが春のように暖かい。 いつも同じ写真ばかりで飽きたので、きょうはちょっと変わった写真をアップする。どこかの子供がミッキーマウスの縫いぐるみを着て遊んでいたので、後ろから忍び寄ってパチリ。 というのは嘘。これは粗大ごみ…

「拝啓、父上様」倉本聰

拝啓、父上様作者: 倉本聰出版社/メーカー: 理論社発売日: 2006/12メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (21件) を見る久しぶりに、倉本聡のドラマを観た。うーん、懐かしい。良くも悪くも倉本節だ。体育会系の体臭がぷんぷんする。前回の「…

「青いドレスの女」

青いドレスの女 [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント発売日: 2000/02/25メディア: DVD クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る夕食後、くつろいだ時間に観る映画としては最適の娯楽映画だ。観ている間は時間を忘れ、見…

オーシャンビクトリー号

西風ばかり吹いている。海岸の風車は海に背を向けて回っている。風車の写真を撮ったのだが、やはり座礁貨物船の写真をアップする。2週間前に真っ二つに割れた船体が徐々に離れているように見える。ニュースでは油の抜き取りが終了して、月末には今後の処理計…

「古典文学に読む、日本のこころ」            林望

きょうからNHKラジオ第2放送で「古典文学に読む、日本のこころ」が始まった。講師はリンボウ先生。昨年、地元の図書館で講演を聴いて以来、この人を先達として古典文学の世界に親しんでみたいと思っていた。今回の講座はちょうどよいタイミングである。 と…

「秋日和」

初笑いとして手放しでゲラゲラ笑う映画もいいが、こういうクスクス笑う映画もいい。 佐分利信、北竜二、中村伸郎の三人がカウンターに並んでいるだけでなんだか可笑しい。それぞれ社会的には地位も名誉もある中年男たちなのに、やっていることと云えば実に子…