2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 乾燥芋

冬は庭を歩いても写真に撮る草花がない。しかたなく物置小屋に行ってみたら、プラスチックの箱が天井からがぶら下がっている。覗いてみると乾燥芋。 昔は庭先の日向に筵を敷き、その上に芋の形状を残したままスライスして並べておいたものだが、今は芋を練っ…

 小山清

小山清全集作者: 小山清出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (3件) を見る小山清について知っていることは少ない。 明治44年(1911年)、東京・浅草に生まれ、17歳で洗礼を受けてクリス…

 日々の雑事

やらなければならないことがたくさんある。どうしてこんなにいろいろあるか? 仕事で忙しいわけではない。どうも自分で雑事を増やしている部分が多い。その中の1つがこのブログだな。やらなくてもいいのにマメに更新している。多忙を厭いながらも余計な事に…

 確定申告

午後、確定申告をしてきた。1時間以上も待たされた。でも、自分の申告は10分で終わった。 申告が完了して、ほっとしたけど、あらためて自分の年収の少なさに茫然とする。勝ち負けで言うなら、ぶっちぎりの負け組みだな。後続が見えないくらいの独走態勢。 今…

 野呂邦暢の東京

草のつるぎ・一滴の夏―野呂邦暢作品集 (講談社文芸文庫)作者: 野呂邦暢出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/07メディア: 文庫 クリック: 37回この商品を含むブログ (24件) を見る昭和31年(1956年)の秋、野呂邦暢は故郷諫早を後にして東京に向かう。二十歳…

 昼寝と風邪

不思議に思っていることがある。それは昼寝と風邪の関係である。 どうしてだろう? 昼寝をすると、必ずその夜、あるいは翌日から体調がおかしくなる。体がだるくなり、寒気がして、頭痛が始まる。 じつは一昨日も頭痛に悩まされた。昼寝と言っても、私の場合…

 鬼灯

さすがに真冬である。木も花も枯れ、庭は閑散としている。撮るものがないなと思っていたら、庭の片隅に赤くぶら下がっているものがある。近づいてみると鬼灯。 冬の鬼灯ってこんなふうになっているのか? 外の萼はすっかり枯れているのに、中の実は赤く色づ…

 尹東柱

死ぬ日まで天を仰ぎ―キリスト者詩人・尹東柱作者: 日本キリスト教団出版局出版社/メーカー: 日本キリスト教団出版局発売日: 2005/08メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る1943年夏、京都市左京区田中高原町27、武田アパートの部…

 ぼやき

昨日のことだが、高速道路の路面が凍結して交通事故があった。そのため成田の手前まで全面通行止めとなり、ハイウェイバスは一般道をのろのろ走ることになった。おかげで出発から1時間半過ぎてもまだ行程の半分も進んでいないという状況だった(通常、神栖−…

 紅茶を飲む

Sakimonoさんから、イギリスの土産に紅茶をもらった。 今までコーヒーばかり愛飲してきたので紅茶はほとんど飲んだことがない。4年前に茨城に戻ってからも緑茶には手を出したが、紅茶に触手を伸ばさなかった。まあ、コーヒーと緑茶だけで十分だと思っていた…

 石川啄木

『坊っちゃん』の時代(第3部) 【啄木日録】 かの蒼空に ―凛烈たり近代なお生彩あり明治人 アクションコミックス作者: 関川夏央,谷口ジロー出版社/メーカー: 双葉社発売日: 1992/01/01メディア: コミック クリック: 2回この商品を含むブログ (20件) を見るこ…

 田村隆一

先日(1月31日)の詩の作者がわかった。衣更着信(きさらぎ しん)。同人誌「荒地」の詩人。 田村隆一の「ダンディズムについての個人的意見」というエッセイ集の中で紹介されていた。ただ、全文が掲載されているわけでなく、たった二行だけである。おそらく…