2006-01-01から1年間の記事一覧

外浪逆浦夕景

たった今、堤防まで行って今年最後の夕陽を撮ってきた。昨日まで吹き荒れていた北西の風が凪いで、きょうはさほど寒くない。 同じ場所にもう一人、アマチュア・カメラマンらしき人がカメラを構えていた。おそらくネット上を探せば、これと同じアングルの写真…

オーシャンビクトリー号

とうとうオーシャンビクトリー号が真っ二つに割れてしまった。新聞には船体が真ん中で割れただけの写真が載っていたが、きょう現場に行ってみたら前部が傾いて沈んでいた。全長300メートルの威容を誇った大型貨物船も今ではこのような無残な姿になってしまっ…

「史記物語」渡辺精一

ビジュアル 史記物語作者: 渡辺精一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る「史記物語」を図書館から借りてきて読んでいる。いままで「史記」のドラマチックな部分だけを選り好みして読んできたので、私…

「スモーク」

SMOKE [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2002/03/20メディア: DVD購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (87件) を見る1990年のクリスマス、近所の雑貨店でたまたま手に取ったニューヨーク・タイムズ紙を読んで、ウェイン・ワンはこの…

「尼僧ヨアンナ」

(注:ネタバレ) ストイックな映画だな。いっさい説明抜きで力強い表現で迫ってくる。隙がないというか。堅牢というのか。とにかく、軽薄で騒々しいドラマや映画ばかり観ているせいか(そういうドラマも気楽で好きなんだけど)、たまにこういう映画を観ると…

カレル・チャペック「園芸家12ヵ月」

園芸家12カ月 (中公文庫)作者: カレルチャペック,Karel Capek,小松太郎出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1996/03/18メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 69回この商品を含むブログ (96件) を見るまずはチャペック氏の語り口。 園芸家の金科玉条に従うと、…

「天城越え」

時間に余裕ができたので、録画したままの映画やドラマを片っ端から見ている。昨日はNHKドラマ名作シリーズ「天城越え」を見た。懐かしい。1978年に放送されたときにリアルタイムで見ている。そのときに強い感銘を受けた。 今回、見直してみて、やはりよかっ…

小津安二郎「晩春」

晩春 [VHS]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日: 1991/05/29メディア: VHS クリック: 4回この商品を含むブログ (17件) を見るこの映画は苦手だ。三度目だが、やはりダメだった。娘の父親に対する思いの強さが尋常ではない。重すぎて見ていて疲れる。 た…

 はやばやと仕事納め

無事、納品も終わり、ちょっとした開放感。あと少しだけ単発の仕事が残っているが、もう今年は仕事納めした気分だ。読みたい本が山積みになっている。しばらくは読書三昧の日々になりそうだ。 写真はオーシャンビクトリー号。まだ砂地に突き刺さったままだ。…

多忙

とうとう今年も師走。 でも、そんな感慨に浸っている暇がない。今週と来週が仕事のピーク。結構、プレシャーを感じつつ仕事をしている。なので、あっさり書いて失礼する。 今週、友人と鹿嶋市のレストランに行った。いつもの豚肉の照焼き定食。何度食べても…

林望氏、神栖市図書館で講演

イギリスはおいしい (文春文庫)作者: 林望出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1995/09/08メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 60回この商品を含むブログ (56件) を見るたった今、林望氏の講演を聴いてきた。テーマは「私の読書歴」。2時半から4時までの1時間半…

フリース

ユニクロのフリースなんて、絶対に着ることはないと思っていた。でも、この秋冬は、部屋着として着てみることにした。先月、買ってからずっと着ているのだが、これがなかなかいい。思っていたよりも軽いし、柔らかいし、暖かい。やはり売れるには売れるだけ…

東京物語

東京物語 [VHS]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日: 1991/03/29メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログ (24件) を見る久しぶりに小津安二郎の「東京物語」を見た。二十年前、東京・銀座の並木座で立ち見して以来だ。そのときの印象がよくなか…

日川浜

ジャイアントステップ号の船首の部分らしい。日川浜の波打ち際に流れ着いたままだ。この残骸のすぐ横でサーファーが波乗りをして浮かれている。浜までの距離は50メートルくらいだろう。引っ張り上げてしまえばいいのにと思うのだが、もう1か月以上もこのまま…

鬼は否定しないのか

先週、土曜日(11日)のフジテレビの番組で、太田光と石原良純を比べてどちらに品格があるか? というコーナーがあった。まあ、品格なんかどうでもいいのだが、そのとき、太田が「どうして俺が石原良純と比べられるんだ」と、この企画に対して文句を言う場面…

ピザドッグ

いつも海の写真ばかりなので、きょうは気分を変えてモスバーガー。 昼のランチタイムを少し遅らせて、いつもの店に行った。季節限定のスパイシー・ピザドッグがおいしそうだったので、さっそく注文してみた。最近、プレーンドッグに飽きてきたので、ちょうど…

相変わらずの日々

写真の右隅に写っているのが、ジャイアントステップ号の本体。肉食獣に襲われて傷口を晒している水牛みたいだ。それに対して左隅の白黒モノトーンの船は端正で美しい。この船の船尾から綱が延びて、波打ち際に転がっている船体の一部(写真外)に繋がってい…

昼休み

昼休み、気晴らしに海に行く。缶コーヒーを飲みながら海を眺め、飽きるとデジカメで写真を撮る。 きょうもたくさん写真を撮った。座礁船の写真ばかり。せっかくだから、しばらく連続で掲載することにする。マンネリだと思うけど、最近の私の日常がマンネリそ…

仕事ばかり

今週は家に引きこもって仕事ばかりしていた。なので、書くことが何もない。 ただ、一日に一度、車で外出するのが唯一の気晴らしなっているので、とりあえずドライブにでかける。と言っても、行くあてがあるわけではない。で、結局、いつもと同じように海へ向…

蜂に刺された

たった今、蜂に刺された。 29日、深夜零時30分。 風呂から出た後、足が冷えるので靴下を履いたら、チクッ。いや、ズキンという痛みが走った。ただの虫の刺し方ではないと直感したので、脱ぎ捨てた靴下をハードカバーの単行本で挟んで、何度も踏みつけた。そ…

鹿島港沖で貨物船座礁(4)

写真は、6日に座礁したジャイアントステップ号の船体の一部。日川浜海水浴場の波打ち際に流れ着いている。遠く水平線上に小さく見えるのが本体。45度に傾いたままだ。

鹿島港沖で貨物船座礁(3)

このブログは毎回、日曜日だけの更新なのだが、きょうは特別。 写真は鹿島港の南防波堤の外、海岸に座礁した大型貨物船・オーシャンビクトリー号 (26日、午後3時 撮影)。 北側の海岸に座礁しているのはエリダエース号(写真なし)。なお、ここから2キロほ…

石原まこちん「THE 3名様 〜トロピカルきのこカレーの章」

The 3名様 トロピカルきのこカレーの章 (ビッグコミックススペシャル)作者: 石原まこちん出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/11/01メディア: コミックこの商品を含むブログ (11件) を見るまっつん、あえなく失恋。そうか、まっつんは意外にも真面目な女性…

1000円カット

今週、はじめて「1000円カット」の理髪店に行った。たった千円だからクオリティが心配だったが、特に問題はなかった。この値段でさっぱりできるなら満足だ。もちろん客の側の要求水準にも依るだろうが、伸びた分だけカットしてくれればいいという程度の要求…

鹿島港沖で貨物船座礁(2)

分断された船尾部(?)が波打ち際に近づいている。曳航されてきたのか? それとも潮、波に流されてきたのか? 本体の方はまだ沖合いに残っていて、現在、重油の抜き取り作業の準備中。 撮影は21日、午後3時。

泉谷しげる「GOLDEN BEST」

GOLDEN☆BEST Early Days Selectionアーティスト: 泉谷しげる,門谷憲二,岡本おさみ,三保敬太郎,加藤和彦,中川イサト,浅沼勇,ラストショー,サウストゥサウス,ストリート・ファイティング・メン出版社/メーカー: フォーライフ ミュージックエンタテイメント発売…

鹿島港沖で貨物船座礁

6日、鹿島灘で座礁し、真っ二つに割れた船体。場所は、鹿島港の外、日川浜海水浴場の正面。肉眼でもよく見える。海岸には野次馬がいっぱいで、私もその一人。デジカメでズームインしたのだが、これで精一杯。撮影は14日、午後3時。

徳永英明「VOCALIST 2」

VOCALIST 2アーティスト: 徳永英明,伊勢正三,富田京子,松本隆,大津あきら,Satomi,谷村新司,荒井由実,吉田美和,中島みゆき,来生えつこ,坂本昌之出版社/メーカー: UNIVERSAL SIGMA(P)(M)発売日: 2009/03/25メディア: CD購入: 6人 クリック: 189回この商品を含…

大叔母

古い写真が出てきた。 昭和十八年に撮った写真のようだ。写っているのは、私にとって大叔母。祖父の妹である。名前は「ふみ」。二十歳のとき、結核で亡くなったらしい。 位牌の裏を見ると、「昭和十八年七月十六日 亡」と書いてある。ちょうど戦争中だ。二十…

宮沢賢治「よだかの星」

よだかの星 (日本の童話名作選)作者: 宮沢賢治,中村道雄出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1987/12/01メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (23件) を見るよだかは、実にみにくい鳥です。 いい書き出しだな。しばらく乾いた小説ばか…