鹿島港沖で貨物船座礁(3)

貨物船座礁

このブログは毎回、日曜日だけの更新なのだが、きょうは特別。
写真は鹿島港の南防波堤の外、海岸に座礁した大型貨物船・オーシャンビクトリー号 (26日、午後3時 撮影)。 北側の海岸に座礁しているのはエリダエース号(写真なし)。なお、ここから2キロほど南下すると、6日に座礁したジャイアントステップ号の船体が真っ二つに割れて残骸を晒している。海岸に立つと、三隻とも肉眼ではっきりと確認できる。
それにしても、どうして立て続けに座礁事故が起こったのか? 外洋に面しており、風と波が強く、遠浅の砂地がつづくなど、立地条件の厳しさを指摘する記事を見たが、そんなことは今に始まったことではない。昔からずっとそうなのだ。
あまりいい加減なことを言えないが、やはり、6日にしても、24日にしても、あれは台風だ。ただの強い風雨じゃなかった。生活者の素朴な感覚だけでもの言っちゃいけないと思うけど、「台風並みの暴風雨が接近中」くらいの予報があってもよかったと思う。今回の暴風雨はまったく予想外、というか不意打ちをくったという感覚だ。もっとも、貨物船乗組員たちの気象条件に対する感覚が一般人レベルだとは思わないけど・・・。