アントラーズ クラブハウス

アントラーズ クラブハウス

ワールドカップが始まったからというわけではないけど、アントラーズのクラブハウスへ行ってきた。1991年にアントラーズが発足してからもう20年になるのに、まだ一度も行ったことがなかった(野球少年だったせいで、サッカーの盛り上がりに乗りそこなったような気がする)。
地図で場所を確認して出かけたのだが、道なりに運転していったらあっという間に着いてしまった。自宅からの走行距離は10キロ、移動時間はたったの15分だ。拍子抜けするくらい簡単な道順だった。
クラブハウス前の駐車場は狭くて満車状態だったので、通りの反対側の駐車場(ただの雑地だけど)に止めた。平日の昼下がりということもあって人出はない。グラウンドにも選手の姿はなく、クラブハウスのロビーやグラウンドの客席付近に若い女性が5、6人ちらほら、カメラを手にしている。おそらく選手が出てくるのを待っているのだろう。
グラウンドの向こうには真新しい住宅と風車、その先には海が広がっている。写真で見るといい感じだけど、実際に行ってみると、周辺は住友金属などの工場の敷地が広がっていて、道路は大型トラックが砂埃を巻き上げて疾駆している。近辺に立ち寄る店もなく、文化的施設も見あたらない。なんか殺伐とした雰囲気だ。しばらくクラブハウス内のグッズ売り場をうろつき、グラウンドの写真を撮ると、もう何も見るべきものがない。滞在時間は15分、さっさと退散した。
一昨日からワールドカップが始まった。せっかくのお祭り騒ぎである。この際、にわかサッカーファンになって勝った負けたと騒いでみたい。