『ブラタモリ』

路地

NHKの『ブラタモリ』がいい。東京の街を歩いているだけなのに、見ていると肩の力が抜けてくる。また、タモリがうれしそうに狭い路地に入っていくのを見ると、「ああ、東京っていい街だったんだなあ」と思う。
ふと、昔を思い出した。なんのあてもなく路地をぶらぶら歩き、疲れたら喫茶店でひと休み。 古本屋を見つけると立ち寄って、面白そうな本を見つけたらそれを手にして再び喫茶店へ。そんな風に過ごした二十代の頃が懐かしい。金はなかったけど、自由な時間はたっぷりあった。今日中にやらなければならいことなど何一つなかったな。