「チャーチルという町」長谷川龍生

風車4

久しぶりに快晴の週末になったので、海に行ってきた。でも、車で15分ほどの近い海だ。そして、いつものように鹿島港・南側の風車の写真を撮った。浜辺や水平線の写真も撮ったのだが、平板な写真ばかりでつまらん。で、毎度おなじみの風車の写真を掲載する。
長谷川龍生の詩をたくさん読んでいるわけではないが、たまたま見つけた「チャーチルという町」が気に入っている。長い詩なので全部を載せるわけにはいかない。書き出しの部分だけを紹介する。

チャーチルという町         長谷川龍生


アメリカ大陸の、
いちばん北を走っている
カナデアン・ナショナル鉄道の、
ヨークトン駅から
ハドソン湾にむかって伸びている
地方鉄道がたった一本ある。
ウィニペコシス湖を右の窓に見て、
サパスという寂しい町をとおり、
ネルソン川をわたって
その終着駅が、
チャーチルなんだ。