豆本の個展

ゴールデンウィークの最終日、神保町三省堂古書館4階「スーパー源氏」に行ってきた。今回の目的は古本ではなく、豆本の個展である。「自分で作る小さな本」の著者であり、フリーの装丁家である田中淑恵さんの個展「ミニチュアブックのなかの物語」を拝見。

自分で作る小さな本

自分で作る小さな本

豆本は形状が小さいということばかりに注目してしまうけど、実際に見てみると、その作りの自由さ、多彩な表現、凝った趣向にいつも驚かされる。一冊一冊の豆本が実にバラエティに富んでいる。扇形の本があり、蝶の形に開く本もある。バッグ型もあれば、八角、六角の変形本もある。やはり大量生産される通常の書籍とは異なり、一つひとつが小さなアートなのだと思う。
私だけの一冊を作る

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