図書館で喚いている人

マックカフェ

最近、仕事が暇になったので図書館に行く。平日の午後は利用者も少なく静かで居心地がいいのだが、ときどき変な人が出没する。
先日、初老の男が新聞コーナーで喚いていた。「新聞くらい自分で買って読め」と毒づいているのだ。誰か特定の人に対してではなく、新聞コーナーに坐っている人たちに向かって文句を言っている。しばらくするとカウンターの職員に向かって喚きだした。「市の予算を使って新聞なんか取るな! 無駄遣いだ! たかが3千円くらいのものだろう。自分で買って読ませろ」と。そのうち、「おれは×××の×××だ」と名乗り、市長の名前を呼び捨てにして、「今度、あいつに言ってやる」と吠えた。
別の日、貸出しカウンターで何度も何度も頭を下げているおじいさんがいた。「申し訳ないね。じゃ、借りていきますよ。じゃね、どうもね・・・またね・・・じゃ、よろしく」これを何回も何回も繰り返している。ひととおりお辞儀をし終えて、いよいよ立ち去るのかと思うと、また戻って来て頭を下げている。職員は苦笑いをしている。
こういう人たちってほとんどが中高年の男たちである。さみしいのだろうか?
ちなみに、写真のマックカフェには午後の早い時間に行くことにした。小中学生たちが下校する前の時間帯が狙い目である。静かでくつろげる。