「ツイン・ピークス」

ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間 [DVD]
うっかり手を出して、やっぱり最終章まで見てしまった。これまでにも何回か見ているので、だいたい記憶しているつもりだったけど、いくつか忘れているシーンもあった。そのひとつがFBI鑑識員のアルバートと地元保安官のハリーが険悪になる場面。
田舎の警察官を見下しているアルバートと、その態度に怒るハリーがお互いに胸倉を掴んで怒鳴りあう。いつもは冷笑的で皮肉屋のアルバートがこのときばかりは顔色を変えて言い返す。そして意外にも博愛精神の持ち主であることを披露するのだ。

よく聞けよ。
こう見えても俺は暴力には断固として闘うガンジーと同じ非暴力主義だ。
何発でも殴られてやる。俺は懐が深い。だから復讐や攻撃なんかしない。
では、どうするか・・・。
愛だ。
愛してるよ。保安官。

ネット上にオリジナル英文があったのでそれも載せておく(日本語字幕で省略されている部分が確認できる)。

“You listen to me.
While I will admit to a certain cynicism, the fact is that I am a nay-sayer and hatchet man in the fight against violence.
I pride myself in taking a punch and I'll gladly take another, because I choose to live my life in the company of Gandhi and King.
My concerns are global.
I reject absolutely revenge, aggression, and retaliation.
The foundation of such a method………is love.
I love you, Sheriff Truman.”

ついでにYouTubeで見つけた動画も。(ブログに動画を貼り付けるのは初めてなのだが、試しにやってみる)

ツイン・ピークス ゴールド・ボックス」がAmazon限定で発売されるらしい。2万円ちょっと。欲しいけど、今は手が出せない。