本ばかり買っている
東京通勤が終わって在宅仕事に移行したとたん、夜型の生活に戻ってしまった。明け方5時に寝て、正午に目覚める不規則な生活だ。
自宅にいる時間が長いからたくさん本が読めると思ったけど、意外に捗らない。やはり長距離通勤を利用した読書の方が集中して本が読めるようだ。まだ読み終わらない本がたくさんあるのに、つい習慣的に本を買ってしまう。
古本:
- 「芭蕉文集」 (新潮社) 100円
- 「第二阿房列車」 内田百けん (新潮文庫) 250円
- 「深夜の初会」 内田百けん (ちくま文庫) 650円
- 「死せる魂」 ゴーゴリ (岩波文庫) 1200円(上中下・3冊)
- 「万葉秀歌集(上)」 斎藤茂吉 (岩波新書) 105円
- 「偉いぞ!立ち食いそば」 東海林さだお (文春文庫) 105円
- 「海馬」 池谷裕二・糸井重里 (新潮文庫) 105円
- 「心にトゲ刺す200の花束」 エリック・マーカス (祥伝社文庫) 105円
- 「ショーケン」 萩原健一 (講談社) 250円
- 「関東大震災」 吉村昭 (文春文庫)
- 「海も暮れきる」 吉村昭 (講談社文庫)
- 「小銭をかぞえる」 西村賢太 (文春文庫)
- 「チャイナタウンからの葉書」 R.ブローティガン (ちくま文庫)
- 「へうげもの(一服、二服、三服、四服、五服)」 山田芳裕 (講談社文庫)
いつも行くマンガ喫茶に「へうげもの」が置いてないので、新刊書店で一冊買ったら止まらなくなってしまった。マンガなんぞに金を使うなんてもったいないと思いつつやめられない。
「心にトゲ刺す200の花束(究極のペシミズム)」の中から:
『パンはかならずバターが塗ってあるほうから下に落ちる』
『うまくいかない可能性のあることは、きっとうまくいかない』
『元気を出して。最悪の事態はこれからやってくるんだから』
『ワシントンで友達が欲しい? 犬を飼いたまえ。』
『人生をそんなに深刻に考えるな・・・永遠に続くものじゃないんだから』
こういうペシミズムの箴言を読んでいるとつい笑ってしまう。そしてなぜか、元気が出てくる。