今年も高峰秀子
新年早々、高峰秀子の映画を4本観た。
成瀬の映画では人生の苦悩を一人で背負い込んで暗い表情の高峰が、木下の映画では屈託なく笑う、明るく健康的な女性を演じている。どちらが好きかと言えば、木下映画の明るい高峰秀子と言いたいところだが、心の奥深いところでは成瀬映画の思いつめた表情の高峰に否応なく魅かれてしまう。つまるところ「浮雲」にとどめを刺すということになるのだが・・・。と言いながら、「二十四の瞳」の大石先生も捨てがたい・・・。まあ、早い話がどっちも好きなのだ。
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