YouTubeで懐メロ三昧

深夜、YouTubeで懐メロを聴いている。もろもろの記憶の断片が心に浮かんできて眩暈を起こす。あっという間に夜は更けて、二時、三時になってしまう。年度末で仕事が忙しいというのに、困ったものだ。

西岡恭蔵の「プカプカ」。いい歌だな。いまさら褒め言葉はいらないだろう。ただ聞きほれるばかりだ。
石川セリの「八月の濡れた砂」。前から探していたので、見つけた時はうれしかった。「私の海を真っ赤に染めて・・・」、「打ち上げられたヨットのように」。どのフレーズも心に刺さってくる。
フォーク・クルセイダーズの「イムジン河」。意外にも静かに抑制して歌っているのが新鮮。
ちあきなおみの「黄昏のビギン」。中村八大と永六輔コンビの名曲。この歌は水原弘が歌っていたけど、ちあきなおみのしっとりとした情感にはかなわない。
菅原洋一の「知りたくないの」。アメリカのカントリーワルツだったのか。知らなかった。ちなみに、エルビス・プレスリーが歌う「I Really Don’t Want To Know」もいい。
水原弘の「君こそ我が命」。いかにも懐メロ。画像はおもいっきり口パクだけど。
バーブ佐竹の「女心の唄」。「散って砕けた夢の数　つなぎ合わせて生きていく」かぁ。それにしても、菅原洋一、水原弘、バーブ佐竹、三人とも顔が個性的だ。商品として加工される前の、取り立ての野菜みたいだ。ビジュアル的にかなりインパクトがあるぞ。

平浩二の「バスストップ」。つい口ずさんでしまう。
Kat McDowellの「ナゴリユキ」。なんだろう、このくすぐったい心地良さは。英語と日本の歌詞が絶妙にシャッフルされて違和感がない。
歌じゃないけど、サントリーのCMを見ることができたのもうれしかった。「サントリー　トリスCM　子犬編」と「サントリーオールドCM　田中裕子」の「恋は、遠い日の花火ではない」シリーズ。くーっ。泣ける。
懐かしさに泣いたあとは、渡辺直美の「ビヨンセのものまね」で笑って締めくくることにしている。「Dream Girls」よりも「Crazy in Love」の方がすごい。もう目に焼き付いて離れない。