年頭の所感

冬の浜辺

やはり、ここで今年の目標を語ってみたい。小学生の習字みたいに「初心」とか、「希望」とか、「忍耐」とか。でも、いざとなると、一言ってのは難しい。そう思っていたら、いい言葉を見つけた。奥座敷の書の中にあった(この書はおそらく曽祖父が買ったものだろう)。

人生の妙諦を一語 程

「程」 何事もほどほどに、ということか。まあ、なんというか、私にぴったりの言葉だな。やはり血は争えない。曽祖父もきっと「何事もほどほどがいい」と思って、この書を買い求めたのだろう。小さい頃、近所の駄菓子屋に梅干を買いに行かされたことしか覚えてないが、きょうはなぜか近しい存在に思えてくる。
今年も、このブログを淡々と継続していくつもりである。慌てず騒がず、アクセスがゼロになろうとも、「日々是好日」とばかりに無駄な日録を綴っていく。暇がある方はときどき立ち寄っていただきたい。
写真は浜辺の電信柱。海の家が取り払われて、気がつけば裸で冬の浜辺に立ち尽くしている。なぜか気になって、いつも撮ってしまう。冬の案山子の分身といったところだ。