2010-03-22から1日間の記事一覧

尾崎一雄「まぼろしの記」

これを読むのは4回目。どういうわけか、私はこういう身辺雑記のような私小説が好きで、古本屋で見つけるたびに落穂拾いのように買い集めている。尾崎一雄、上林暁、耕治人、木山捷平、小山清など、その単行本や文庫本が書店の棚にあれば、黙って見過ごすこと…