映画メモ(邦画)
あいわらず提供されるがままにだらだらと映画を観ている。とりあえず忘れないうちにメモしておく。
- 「けんかえれじい」 鈴木清順監督 高橋英樹 浅野順子
- 「キトキト」 吉田康弘監督 大竹しのぶ
- 「ヒノキオ」 秋山貴彦監督 多部未華子
- 「パコと魔法の絵本」 中島哲也監督 役所広司
- 「1999年の夏休み」 金子修介監督
- 「野田ともうします。シーズン1」制作・NHKメディアプルポ 原作・柘植文 主演・江口のりこ
- 「野田ともうします。シーズン2」
- 「野田ともうします。スペシャル」
「けんかえれじい」 こういう戦前のバンカラの気風が好きで、小説でも読んだし、NHKドラマでも観たし、映画も3回くらい観ている。ノスタルジーなんだけどね。中学生の頃だったかな? NHKドラマ版を見ていたとき、叔母が「うちのあんちゃん(私の父のこと)も学生時代に学帽に蝋を垂らしたり、腰に自転車のチェーンをぶら下げて登校していたっけ」と言っていたのを覚えている。NHKドラマの「けんかえれじい」をもう一度観てみたい。最終回に主人公が流れゆく川面を見つめながら喧嘩に明け暮れた日々を回想するシーンが感傷的でよかった。映画よりも抒情的な作りだったような気がする。もう40年も昔のことなので記憶が朦朧としているのだが。
「キトキト」、「ヒノキオ」、「パコと魔法の絵本」、「1999年の夏休み」。この4作は途中で何度も観るのを止めようと思ったけど、なんとか最後まで見通した。何事も経験なのだ。食わず嫌いはいけない。そう自分に言い聞かせて見終えることができた。この中で「1999年の夏休み」は宝塚とボーイズラブがミックスした世界(私にとって最も生理的に苦手な要素なのだが)。ラストに近くなってから意外に深いなと感心した。途中で投げ出さなくてよかった。
「野田ともうします。」 映画ではなく、NHKのショートドラマ。暇つぶしに観るのにちょうどいい。そう思いながら気軽にだらだら観ていたのだが、いつの間にかどっぷり嵌っている。中毒症状かもしれない。