往復5時間通勤はまだ続く

東京駅八重洲二階のディスプレイ

昔、エリック・ホッファーの「波止場日記」を読んで、沖仲士という肉体労働をしながらも本を読み、思索するというライフスタイルに憧れたものだった。
ところが、自分が実際にちょっときつい仕事を始めると、とても思索どころではない。
往復5時間の通勤に音を上げ、やれ睡眠不足だの、体力の限界だの、風邪をひいただのと弱音ばかり吐いてる。
エリック・ホッファーは65歳まで沖仲士を続けたという。はたして自分は労働と思索を両立させることはできるだろうか。「波止場日記」を枕頭に置いて日々の発奮材料としよう。

波止場日記―労働と思索

波止場日記―労働と思索