本の整理

自動巻時計の一日 (河出文庫)
夏の葬列 (集英社文庫)
本の整理をしているんだけどなかなか片付かない。二階の部屋に本を積み重ねておくと床が抜けるんじゃないかと不安があり、また、地震が来たときのことを考えると大量の本が危険に思える。それで基本方針として二階の部屋から一階の部屋へ移すことにしたのだが、これがなかなか簡単ではない。
そもそも一階の書棚だって満杯状態である。少しでもスペースを開けようと、百冊ほど抜き出して庭先の物置小屋へ移動したのだが、こちらもまた満杯。結局、物置小屋の書棚の本を段ボールに詰め込んでいるのだが、いっそ古本屋にでも処分してしまったほうがいいのかもしれない。
あちらこちら整理していたら同じ本が何冊か出てきた。田中小実昌の「自動巻時計の一日」(角川文庫)、田村隆一の「ぼくのピクニック」、山川方夫の「夏の葬列」など。どれも好きな本なので古本屋で見つけると、つい買ってしまう。