思いつくままに

とんぼ

  • 先月購入したノートパソコンは特に問題なく、仕事も無事に完了した。ただ、セキュリティが重装備なせいか、インターネットもメールも遅い。プロバイダとウイルス対策の契約をしているので、メールを開くたびに、数十秒待たなければならない。これでは何のためにフレッツ光にしたのかわからない。これから余計な設定を解除しよう。
  • 古いデスクトップのパソコンは相変わらず起動が不安定。正月休みになったら、初期化して出荷状態に戻した方がいいかもしれない。面倒臭いけど、その方が長く使用できるだろう。1台のパソコンの使用期間は5年くらいと思っていたけど、これからは2,3年と考えた方がよさそうだ。皮肉なことに、古いパソコンでネットやメールにアクセスすると、やたらと速い。こちらのマシンでは光の恩恵を実感できる。
  • 映画は、あまり選り好みせず、大雑把に借りてきた方がいいようだ。つまらん映画を見ないようにしようと小さく構えていると、映画を気楽に楽しめない。借りてきたDVDの半分くらいは失敗してもいいぐらいの感じで借りてくると、結構、楽しむことができる。「捜索者」、「トム ホーン」、「スパルタ総攻撃」、「ヒトラーの贋札」、「拝啓天皇陛下様」など、あまり期待してなかったけど面白かった。
  • 本は、映画とは逆にややシリアスなものばかり。カフカの「審判」、安部公房の「砂の女」、中島義道の「観念的生活」。正直、カフカはわからん。でも、わからないからこそ、カフカの周辺を徘徊してしまうのだ。「砂の女」はよく出来ている。カフカを読んだ後に読むと、その文章の緻密さに感動してしまう。カフカの文章は(といっても訳文なんだけど)だらだら長くてひどいものだ。もっとも、カフカの凄さは文章ではなく、その世界観なんだけどね。中島義道の独断には大いに共感した。このおっさんは面白い。

(写真は10月頃に撮影。季節外れだけど、せっかくだから)