大河ドラマ「太平記」

今週は「太平記」を見ている。1991年に放送されたときに毎週欠かさず見ていたものだが、今回見直してみてもやはり面白い。ストーリー展開はすでに知っているにもかかわらず、途中でやめられない。序盤は退屈なので6巻の「足利決起」あたりから見始めたのだが、今夜だけで8巻、9巻、10巻、全部で12話を一気に見てしまった。退屈なシーンは早回ししたので、5時間足らずで見終えることができた。
足利が決起して北条を倒した後、平穏な時代は短く、反乱軍が各地で蜂起して鎌倉が奪われる。まもなく足利によって奪還されるが、今度は尊氏が賊軍となって新田の大軍に敗れる。しかしすぐにまた盛り返し、京を奪う。しかし、これもすぐに押し返され、九州へ敗走する。ところが、また大軍を擁して京に攻めのぼり勝利するのだが・・・。とにかく目まぐるしいことこの上ない。勝ったり負けたり、勝者と敗者がくるくる入れ替わる。
これから先は勝利をおさめた足利軍の内部崩壊にドラマは移っていく。まあ、言ってみれば足利尊氏の挽歌だ。見どころは多い。忠臣を失い、弟を失い・・・大事がものが次々に失われていく。

さっそく明日は11巻、12巻、13巻を借りに行こう。