収穫の秋ということで

刈田の風景

やはり稲刈りが終わったあとの刈田の風景をフォトダイアリーに載せておきたい。ついこのあいだまでびっしりと田んぼを覆っていた稲穂がすっかり刈り取られて、今は地面がむき出しになっている。あぜ道には籾殻が寄せられ、田んぼのあちこちにサギの群が舞い下りて盛んに小さな虫を啄ばんでいる。近寄ると、藁の匂いがする。もう晩夏というよりも、秋の気配だ。
聞くところによると、最新鋭のコンバインは倒れてしまった稲でも刈り取れるのだそうだ。すごい。台風が来て、水浸しの田んぼに稲が倒れてしまっても慌てることはないのだ。泥田が乾くのを待って、後からゆっくり刈り取ればいい。
ただ、そういう万能型のマシンは1千万円もするという。家が一軒建てられるほどの値段だ。よほど大きな農家でなければ購入できないだろう。いや、そんな高価な買い物をしても果して採算が合うのだろうか。使用するのは一年のうちで、たったの2週間程である。残りの350日は物置小屋に眠っているのだ。こんな効率の悪いことはない。しかも、農家に必要なのはコンバインだけでない。田植え機、トラクター、乾燥機、他にもいろいろと必要な物がある。農家をやめた私の言うことではないが、、、あ、いかん。シリアスな話はやめよう。このブログの趣旨から外れる。
なにはともあれ、9月10日、収穫の秋である。