翻訳が待ちきれない

フロスト警部シリーズ

いったい、いつになったら「フロスト警部シリーズ」の新刊が出るのだろう。もうかれこれ4年も待っている。
R‧D‧ウィングフィールドの「フロスト警部シリーズ」はすでに3冊が翻訳され、創元推理文庫から出版されている。しかし、「夜のフロスト」が2001年6月に出て以来、もう4年も新刊が出ていないのだ。いままでのペースから見て、去年が出る時期だと思っていた。しかし出なかった。そして、今年こそと思ったが、やはりまだ出ていない。出る気配さえない。もう待ってられない。そう思って、Amazon経由でペーパーバックを取り寄せたのだ。
“Hard Frost” R.D. Wingfield
しかし、購入したのはいいが、私の英語力が問題である。きびしい。だいたい日本語に翻訳された文章を読んでいる時にも感じたことだが、お世辞にも平明な文章とは言えない。フロスト警部のキャラクターに似て、文章もクセ者なのである。しかもかなり下品な冗談ばかり吐き散らしているから、おそらくスラングだらけだろう。はたして最後まで読み通すことができるかどうか。不安である。しかしせっかく買ったのだし、挑戦してみようと思う。読むのは通勤のバスの中。しかも帰路のみ。だから、おそらく1ヶ月以上かかるだろう。まあ、それもいい。べつに仕事で読むわけじゃなし。これから1ヶ月間、フロスト警部とじっくり濃厚な時間を過ごそう。

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)
フロスト日和 (創元推理文庫)
夜のフロスト (創元推理文庫)
Hard Frost (Jack Frost)