古本を四冊

古本

久しぶりに東京へ出かけた。会社のミーティングに出席したのだが、用事が済んだ後、神保町の古書店街を巡り歩いた。収穫は国書刊行会の日本幻想文学集成を四冊、各500円(合計2千円)で購入したこと。森鴎外宇野浩二島尾敏雄江戸川乱歩の四巻。
複数の古書店で、このシリーズが安価本のコーナーに並んでいるのを見かけた。出版社が在庫の処分をしたのだろうか。
去年もこの時期、神保町を訪れた。7月の初旬というのは雨が降っても降らなくても、どんよりと曇って、両手に重い本をぶら下げて歩いているとじっとりと汗ばんでくる。まあ、傘をさす必要がなかったぶん運がよかった。
(写真はフリー素材。[フォトライブラリー]より)